この本は確かFacebookで知人が読んだと紹介していたのを見たのをきっかけだったと思う。
すぐにAmazonでKindle版を購入して、3時間ぐらいで一気に読み終えた。
ホリエモンの本に似ている感じがしたな。
とても読みやすくて分かりやすい。
本人同士が仲が良いから、多少影響を受けているのかもしれないけどね。
内容について深く考えさせられるとか、ストーリーが秀逸とかではないけど、面白かったな〜とい感想。
飲み屋ですごい人に会って、面白い話を聞かせてもらったって感じだな。
この会社は、ちょうど株をやっていた頃に良く目にしていた銘柄だったから、懐かし〜。
当時は自分も３０を超えたばかりの頃だったと思う。
自分よりも年下が最年少上場を果たしたと聞いて、とんでもないバケモンが、また出て来たんだな〜と思ったのを覚えている。
当時は、この社長には、絵に描いたような成功ストーリーを重ね合わせていた。
そんな過去があったから、当時の赤裸々な内容は、すっごく面白かった。
そして、自分も苦しんだリーマンショック後の泥臭い話に、すっごく共感できた。
この本を読んでいて、上場前の浮かれた熱気を感じることができた。
仲間とワイワイやりながら、同じ目標に向かって突き進む会社も楽しそうだな〜と思ってしまった。
自分の会社ではできるだけ最小限の社員を使い、その他は外注やパートナーで構築して行くという構想。
今の自分の会社はみんなのものではなく、自分のための仕組。
自分の目的を果たすための仕組。
自分に自由な時間と自由なお金を得るための仕組。
だから真逆なんだな。
本当に自分の考えで進んで行っていいのか？という不安にかられた。
問いかけをされたような気分。
そこで翌日の朝からノートに向かって一時間。
今後の会社の方針について考え続けた。
結果的には方針は何も変える必要がないという結論になった。
自分自信が果たすべき目的を再確認することができて、とても大切な時間になったな。
やっぱり会社を経営して行く中で、気の置ける仲間も欲しいし、社会にも貢献する満足感を味わいたい。
だからと言って、家族との時間も大切だし、他にもやりたいことをやる自由な時間もお金も大切。
その先にある人生の目的も大切。
それを十分に考えた上で出した答えが会社の方針となっていたんだよな。
近頃その構想がぼやけてしまっていたんだな。
こういうのは何度も何度もすり込まないと、すぐに忘れちゃうんだな。
困ったもんだ。
この本にはそういう気付きを得るチャンスをもらった。
この本との出会いに感謝！