パトロンを目指した結果手に入ったもの

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伝記を読んでいると、主人公の偉人の周りには、必ず支援者が登場する。

変わり者で、常識とはかけ離れたことを成し遂げようとしている人に、周りはついていけない。

理解できない人を排除しようとさえする。

でも、そんな周りとは違って、常識とはかけ離れたゴールを達成することを手伝おうとする人。

しかも財力・人脈があって、主人公の心の支えにもなる人。

これがパトロンというイメージ。

10年くらい前だったか。

何者でもない自分は、そんな伝記を読みながら、自分は主人公になれないだろうからパトロンになりたいと思った。

過去の自分の流れから、変人や奇抜な発想ができるとは思っていなかった。

だから、せめてそういう変人が世に出る手伝いをしたい。

そんなことを考え始めて、1年くらいで変人に出会った。

その頃は少しお金が入り始めて、困っている変人に金銭や人脈の協力をすることができるようになっていた。

この変人は世の中が良くなるために必要だから、できることは全力でサポートしたいと思った。

そんなパトロン活動をしているうちに、一緒にいる変人の考え方が身についてきて、自分も立派な変人になることができた。

気づいたら主人公になっていた。

世の中の常識で、凝り固まった頭では本質を感知することができない。

変人を見つけて近くにいると、嫌でも考え方や見方が刷り込まれてくる。

僕の場合は、パトロンになりたいと願ったことで、この刷り込まれるまでの流れができあがった。

やはり「自分がどうなりたいか?」を明確にすることで、見えなかった世界が見えるようになった良い例だ。

ぼーっとしている時に、ふっと気づいてしまった。

-考えを練る

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