情報遮断して一点集中型と情報を大量に取り込んで複数の事業立上げ型がいる

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ビジネスの仲間や友人と話していたりTwitterを眺めていると、極端に違う二つの成功法則があることに違和感を覚える。

かなり成功を収めている人でも、この2つのタイプにハッキリと別れる気がする。

①情報を遮断して一つのことに集中して成果を出す(思考をある程度停止して手を動かす系)

②やりたいことを好きなだけやって成果を出す(脳をフル回転させて仕組みを作る系)

どちらのタイプにも、大きな成果を出している人はいるし、うまく行かない人もいる。

でも、これだけ極端に違うことをアドバイスされると、どっちを信じて良いのやら悩んでしまう。

例えば、僕が友人Aに②やり方が良いとアドバイスしして、他の友人からは①の方をおすすめされたとしよう。

この友人Aは、どちらかが大きく間違っていると感じるだろう。

ビジネスで成果を出すのに、正反対のことを言われれば、そう思っても仕方ない。

僕自身は、この二つの法則を実行してきたので、実体験として説明できる。

今日は、この二つの違いをどのように理解すれば良いのかを考えてみる。

情報を遮断して一つのことに集中して成果を出す手法の特徴

セミナーやテレビ・新聞・本・雑誌などからの情報をできるだけ遮断して、自分がやるべきことに集中することで、ビジネスで成果を出すやり方だ。

世の中誘惑が多くて、やれば結果が出るとわかっているのに実行できなくて、ビジネスが軌道に乗らないという状態は、ほとんどの人が経験しているんじゃないかと思う。

例えば、アフィリエイトを副業でスタートして、数年後には会社をやめて独立するんだ!と誓ったとする。

アフィリサイトを作るにあたって、色々なサイトを見たりセミナーに参加して、これだ!と思う手法を見つけたとしよう。

あとは、その手法でサイトを作って記事を更新することを継続すれば良い。

この場合、余計に自分の頭を使って工夫することは、失敗の確率を上げてしまう。

いかに忠実にマネをするかだ。

このような状態にあるときに、他のセミナーに参加したり、本を読んだりすることは良くないというのは理にかなっているように見える。

ある程度思考を停止して、言われた通りに手を動かすことが最優先。

このアフィリエイトサイトが大きな成果を生んでくれるかどうかは、手本にしたノウハウが再現性の高いものかどうかに依存する。

思考を停止して作業するため、作業を楽しめる人は少ない。

成果が出るまでの期間は、辛くても歯を食いしばってガマンする。

この法則をおすすめしてくれる人は、自分が過去にこのやり方で成果を出している人だ。

僕の感覚では、こちらの方をすすめてくれる人の方が多いように思うので、こちらの方が成功率が高いのかもしれない。

やりたいことを好きなだけやって成果を出す手法の特徴

こちらは、積極的に情報を大量に流し込んで、自分の頭を活性化して、ビジネスに取り組もうとするやり方だ。

僕のイメージでは、高学歴か新しいビジネスを自分で生み出すタイプの人に多いと思う。

俗にいう天才タイプ。

 

例えば、ビジネスを立ち上げるにしても、アフィリエイト・不動産投資・トレード・転売・介護などと、広い分野でアイディアを持っていて、その中から成功する確率の高いビジネスをいくつか選んで実行する感覚の人。

情報を大量に流し込んで、世の中の流れを抽象度の高い視点で見て、ビジネスの判断をしている。

自分の頭で考えて、好きなことをしているから楽しくて仕方ない。

楽しいから、仕事のしすぎだと言われてもやめられない。

この手法の難点は、今まで本を読んでいない人や、紙とペンを使って自分の思考を練った経験がない人にとっては、ハードルが高いことだ。

頭が良いから悪いからではなく、こうした頭の使い方に慣れているかどうかだ。

自分で問題を解決するために、情報を収集して、自分なりの判断を下せるまでの思考がスラスラできるかだ。

自分で判断するには知識が足りないと感じた場合、複数の意見を取り入れる必要がある。

背表紙や目次から、一冊の本を読んでその通りにする人は判断を誤る可能性が高い。

同じ分野で意見の違う3〜5冊の本を読んで、自分に合った意見を取り入れる。

あくまでこれは慣れなので、数をこなせば誰でも本を早く読めるようになるし、思考できるようになる。
ただ、数稽古を終えて、自分のものにするまでに少々時間がかかるのが難点だ。

どちらが絶対に正しいという答えはない

ここで一つハッキリさせておかなければならない。

僕は、このどちらの手法が正しいとかいうために、この記事を書いているのではない。

自分自身が、この2つのアドバイスをいろいろな人からしてもらって、期間は違うが、両方を実行してみて感じたことをまとめただけだ。

僕の場合をちょっと説明しておく。

僕はアフィリエイトをスタートするときは、情報を遮断して、部屋にこもってサイトを量産し続けた。
本業がありつつ、年末年始を使ってスタートして、3ヶ月くらい集中した。

家族との食事も風呂の時間も惜しんで、自室にこもってサイトを作った。

この期間は本当に辛かったが、その甲斐あってアクセスはすぐに膨らんで、すぐに生活できるレベルまで報酬があがった。

僕の場合は、情報を遮断したままで、事業を拡大するには無理があった。

自分の頭を使わないので、アフィリの作業をすることが苦痛でしかない。

自分でやりたくないから、スタッフや外注さんを組織化して、サイトが流れ作業でできるように仕組みにしていった。

僕の場合、アフィリエイトが軌道に乗ったことで、時間とお金の余裕ができた。

だから、やりたいことを好きなだけやることができた。

大量に情報を流し込んで、やりたいことを好きなだけやってきたら、以前よりも頭の回転が良くなった実感はある。

現状は、アフィリエイト、不動産賃貸業を柱として、株式トレードや事業継承にも広げたいと思っている。

それもこれも、自分の頭で考えて、やりたいことをやっているから楽しくて仕方ない。

仕事する時間を作りたいから、お酒を止めることもできた。

自分に合った手法を理解して選択したら徹底的に実行する

2つの特徴について見てもらえば分かる通り、どちらにも一長一短がある。

どちらを選んでも良い。

1番大切なのは、自分でどちらを選ぶべきなのかを考えて、選んだら自分の決めた時期までは貫くということ。

まずは、行動できなければ絶対に成果はあがらない。

行動するためにも、自分が納得して選んだ手法である必要がある。

タイミング・自分の理想・自分が置かれている状況を良くみて、最適だと思える判断をしてほしい。

そういう大切な判断をする際の参考にしてもらえると嬉しい。

-事業についての考え

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