このページのタイトルを見て疑問を持った人もいると思う。
「初心者が海外でサーフィンする必要ある?」
「ある程度上手くなってからバリ島じゃない?」
そう、サーファーにとっては憧れのサーフ天国バリ島で、初心者なのに行って楽しめるのか?と思うだろう。
でも、僕自身のサーフィンデビューは43才の時のバリ島だった。
サーフィンをやる予定ではなかったのに、なんとなくのなり行きでサーフィンをやって、味をしめて日本でもやるようになった。
サーフィンの楽しみ方は、いろいろとあって、そんなに気合い入れないで、年に10回くらい行って長いボードで小さな波で、ゆったりと楽しむことも十分にできる。
ショートボードに乗って、自分の背丈以上の波をアクティブに攻める楽しみ方もある。
このページでは、これからサーフィンを始める人、もしくわ数回やったことがあるくらいの人で、ショートボードでガンガン波に乗れるようになりたいという人にオススメする方法。
ちなみに、僕自身はショートボードを乗れない(泣)
現在も練習中ですので、乗れもしないおじさんがオススメしているということはご理解いただきたい。
大人がショートボードを乗れるようになるには時間がかかる
ロングボードでも上手な人は沢山いるし、かっこいい人も沢山いる。
でも、ショートボードで水しぶきをあげて、ターンを繰り返しているのは派手でカッコ良い!なんて思うものだ。
このショートボードに乗って早いターンをかませるようになるには、結構時間がかかる。
1年くらい通えばできてしまうようなものではない。
子供の頃から、なんども海へ出ていれば、もしかすると1年くらいで早いターンができるようになる子もいるかもしれないが、大人だとかなり確率が低い。
まずターンができるようになるまでには、下記のようなことが全部できる必要がある。
2.沖の方でうねりを発見して、どこで波がわれるかを瞬時に判断できる
3.波に合わせてパドル・テイクオフができる
4.波に合わせてパドルしながら、周りのサーファーの状況を確認できる
5.テイクオフして横に滑り出すことができる
これらを頭で考えるのではなく、瞬時に体現できるようになって初めて、ターンに挑戦することができる。
やってみるとわかるが、まず1でつまずく。
ちょっと波が高いと、沖に出ることさえできない。
必死にパドルして、なんとか波がわれていない沖へ出ても、体力を使い果たしてしまって、波に合わせてパドルできない。
沖で休もうとすると流される。。。
サーフィンが上手くなりたいと思って、数回通って、こんな状態が続くと心が折れる。
だからこそ、5まで一気にできるようになるとまではいかないが、3くらいまで、ある程度のレベルでできるようになるためには、短期集中で通過してしまった方が良いと思う。
できれば2週間。
1週間でも、毎日少しでも海に入れば、後半に体が慣れてくる。
だから初心者こそ、月に2回海へ通って1年間で15回くらい行くよりも、7日間をサーフィンメインで過ごす方が上達できる。
そして、1番大変な心が折れる期間を、短くして乗り越えやすくできると思う。
初めてのサーフィンだからこそ人が少なくて波が良いバリが良い理由
では、1〜2週間サーフィンをするためにどこが良いかと考える。
日本国内で、サーフィンというのも良いが、バリ島へ行ってしまうのがオススメだ。
なぜバリ島が良いのかメリット・デメリットを書いてみた。
・1年中波がある
・場所を選べば人が少ないポイントがある
・サーフガイド・スクールが安い
・生活費が安い
・暖かい
・サーフィン以外の時間も楽しめる
・飛行機代がかかる
・パスポートが必要
・移動時間が長くて疲れる
この中でも、短期集中してサーフィンを上達させるためには、いつでも波があって人が少ない場所を選ぶ必要があった。
サーフィンで適度な波があるかどうかは1番重要だ。
波がなければ、1週間いてもサーフィンできない。
あと、初心者にとって重要なのは、日本の夏の海のように人が沢山いないことだ。
サーファーが沢山いると、周りに気を配らなければならないので、それだけで疲れてしまう。
まったくいないのは不安だが、適度な人数でやる方が短期で上達するための必要条件だ。
サーフレッスンに関しても、バリニーズで適当なのも多いが、安くて日本語が喋れるガイドもいるので、おすすめのガイドもあとで紹介する。
バリ島へ行く前にパドルできる体にしておく
サーフィンをはじめて、1番辛いのがパドルだ。
良く筋肉をつけてパドルができるようになると思われているが、20代前半の人なら良いが、それ以降の人は体を壊す危険があるのでやめた方が良い。
パドルは、うつ伏せになった状態で、顔をあげて、腕をクロールのように回せなければできない。
まず、顔をあげるには背骨が柔らかく反れる必要がある。
肩もクロールで力を入れずに回せる状態。
だから、背骨と肩を柔らかくしておくことが準備になる。
僕の場合はスポーツジムのプールへ通うようにしていた。
40代からだったので、もう肩がスムーズに回らなかったし、背骨も硬くなっていたので、プールで力を抜いてクロールで泳げるように練習をした。
力を入れてにガシガシ泳がないで、できるだけ力を抜いて泳ぐことを意識する。
そうすることで固まっている筋肉がほぐれる。
バリへ行く3ヶ月くらい前から、週に3回以上は行くのが良いだろう。
バリ島でのサーフィン合宿1日のスケジュール
基本的には朝一と夕方の2回サーフィンするのが良い。
自分の体力によってキツイと感じたら朝一だけで良い。
無理すると翌日もキツイので、夕方は無理せずに「やりたい」と思たらやるくらいの気持ちで。
7:00 ガイド付きでサーフィン
10:00 朝食
11:00 昼寝
13:00 昼食
14:00 散歩
16:00 近場でサーフィン
18:00 サンセットビール
19:00 夕食
22:00 就寝
夕方は近場でサーフィンをしたいので、宿を選ぶ必要がある。
それには、宿を決める前にサーフガイドに連絡をして、行く時期にちょうど良いポイント近くの宿を教えてもらおう。
ローカルだから知っている安くて海に近い宿を紹介してくれるだろう。
バリでおすすめのサーフガイド&スクール
バリ島には雨季と乾季があって、タイミングによって島の西側と東側に波がある時が分かれる。
さらに、波がデカすぎる時もあるので、サーフィンやっている人が沢山いるからといって、初心者の判断だけでポイントに入るのは危険だ。
波は高くなくても潮の流れが早いポイント、下が岩場になっているポイントは、初心者には見分けがつかないこともある。
必ずローカルのガイドと一緒に入るか、安全なポイントを教えてもらって入るようにしたい。
それには、日本語が話せて、サーフィンの教え方がうまいローカルガイドが必要だ。
下記のガイドは自信を持ってオススメする。
ただ、最近は人気がありすぎて、予約が取れないこともあるようなので、早めに連絡を取ってガイドしてくれる時期に合わせて行くくらいの気持ちでいてほしい。
BALI DAYUNG(バリダユン)
空港から近いスランガン という場所にあります。
奥さんが日本人で、日本語ペラペラのローカルガイドさんがやっています。
この右側の男性がワヤンです。
元プロサーファーで、とっても穏やかな人です。
事前に
参考までに料金を載せておきますが、初心者のスクールは相談してみることをオススメする。
2時間くらいのレッスンを1日2回程度でお願いすれば、ちょっとは安くなると思う。
1日くらいは買い物とか観光に連れて行ってもらうと良いかも。
【問い合せ先】ワヤン・ディラ
HYATT LEEF(ハイアットリーフ)
サーファーにはとっても有名なハイアットリーフにあるサーフガイド。
ここはボートでリーフの外まで連れて行ってくれて、そこからパドルで波のところまで行く、ちょっと上級者向けのポイントだが、初心者は車で別のポイントに連れて行ってくれる。
この人がジャングリン!ここでは有名なローカルのガイドです。
日本に住んでいたこともあるので、日本語はペラペラ。
ぱっと見はイカツイおじさんだが、親父ギャクをよく言って楽しませてくれる。
【問い合わせ先】ジャングリン
■電話番号:
+62 338 087 068(日本からの場合)(日本語で話せる)
081 338 087 068(インドネシアからの場合)
■Email adress: bali.hyattreef@gmail.com(メッセージについてはローマ字でお願いします)
■ライン(line)ID: jangling0309
■facebook: http://www.facebook.com/hyatt.reef
初心者はバリ島でサーフィン合宿をオススメするまとめ
日本でサーフィンに行く場合、仕事が休みの土日祝日だけでサーフィンをしようとすると、波が上がらなかったり上がりすぎたり、風が吹いたりして、なかなか思う通りにはできない。
それがサーフィンだ!
だから、初心者が休みの日に、ちょこちょこ練習をはじめても、ショートボードに乗れるようになるには、何年もかかってしまう。
やってみればわかるが、最初は沖に出られるようになるまで、波を待つ状態までにもなれない。
ひとりでパドルをして沖に出て、波に乗って立てるようになるまで、一年以上かかる人も沢山いる。
だから、できるだけ早く、この辛い状態を乗り切る必要があると思う。
僕の場合は、超初心者レベルをバリ島で乗り切ることができた。
サーフィン初心者が、本気である程度のレベルまで上達したいのであれば、絶対にバリ島合宿がオススメだ。
この記事が、そういった人の参考になれば嬉しい。