アメリカやカナダの研究者が調査した記事がnewspickに乗っていた。
それによると「時間の購入で幸福になる」という調査結果が出たとのこと。
物を買うよりも、時間を買うサービスを利用した方が、満足度が高かったそうだ。
その記事を読んで考えた。
これこそ日本人が気づいていないことじゃないのか？
だって、日本人は朝から晩まで働いて、自由になる時間も少ない。
それなのに時間を買うサービスである、家事や食事の代行サービスを使う人が少ない。
まだ物を買う方が圧倒的に多い。
[toc]
落ちたとはいえ、世界の中でもお金持ちである日本人が、なぜ物を買うことから時間を買うサービスへ価値観が変更できないのだろう。
僕自身も含めて、家事代行というと、とっても贅沢なサービスで、いけないことをしている感覚がある。
これは日本的な価値観を小さい頃から植え付けられているからだろう。
しかし、このインターネットが普及し、ローコストキャリアーで世界中を旅する費用が安くなって、人が頻繁に行き来するようになると、その呪縛から逃れる人が急速に増えてくるんだろうと思う。
会社の事業として進むべきだと考えてみた
僕自身も、海外へ頻繁に行くようになって、少しずつ呪縛が解けてきたように思う。
だからこそ、この記事がアンテナに引っかかったんだろう。
ということで、今後の自分のお金を稼ぐ仕事として、「時間を買うサービス」を手がけて行くべきなんじゃないかと考えた。
時間を買うというと….
家事代行サービス
料理代行サービス （出来合いの料理を定期配送するサービス）
ベビーシッター
昔からあるサービスなので、もっとニッチな分野に絞りたいのだけど、今は思いつかない（汗）
ただ、今後激戦が予想される大きな分野だと、大きな投資と仕組みづくりの競争に入らなければならない。
僕は、その競争に入らないように生きていきたい。
なので、そのニッチな新しい分野を見つけることにじっくりと時間を使っていこうと思う。
現状の家事代行サービスをざっと調べてみた
この分野の一番大きなパイは、家事代行サービスだろうな。
今まで一般の家庭までには普及してこなかった大きな市場が、日本人の価値観が変わることで、需要が拡大するんじゃないかと思う。
ネットで検索してみたところ、感覚はつかめた。
まずは家事代行で調べてみる
「家事代行」で検索してみると、たくさんの企業が出てくる。
パソナ・ダスキン・イオンのグループ会社も出てくる。
その平均単価というか、ざっと眺めた相場観では1500円〜2500円という感じ。
意外に安くなっていてびっくりした。
１回2時間の範囲内5000円というパッケージングは、とても使い勝手がありそうだと感じた。
だって週に１回きてもらって、たまった掃除やアイロンなんかをお願いすると５回で25000円。
タバコをやめたら浮くくらいの金額で収まってしまう。
家政婦と依頼者を結ぶマッチングサイトで有力なサイトは１つだけ
広告枠を含めて検索上位に表示されないということは、存在しないと同じと考えているので、そうすると２社くらいしかまともなサイトはなかった。
その中の１社は家政婦の評価さえ、まともについていない人がほとんどだった。
今のところダントツなのは１サイトと言える。
タスカジ
https://taskaji.jp
評価の数も全体的に多く、本当かどうかはわからないが、実際に依頼をしている件数はありそうだ。
自宅近くの狭山市で家政婦を探してみたところ、時給2500円前後が多かった。
思ったよりも高い！
現状の企業とマッチングサービスを比較してみて感じたこと
思ったよりもマッチングサービスに登録している家政婦が安くない。
強気の値づけをしていると感じた。
これは需要と供給のバランスが、需要の方へ傾いているのかもしれないな。
自分的な感覚だと、しっかりしていそうな代行サービスの企業を選んだ方が、安心して依頼できるようなイメージだった。
例えば、家の中の物の盗難だとか、作業中のサボりだとか、ドタキャンなど。。。
こういうのを管理するのは結構めんどくさい。
それなら自分で家事やった方が良いようなイメージを持ってしまう。
時間を買うサービス事業化について考えたまとめ
大激戦が予想される家事代行の分野にも、まだ隙間は残っているように思った。
掃除代行にしても、もっとニッチに「窓掃除」専門の代行とかに絞りたい。
こうして、思いついたアイディアを1時間くらいかけて、少しいじくってやるとアンテナが立つ。
そして思いがけない時に、良いアイディアが湧いてくるのを待つことにしょう。
まずは、自分の家で定期的にサービスを利用してみるかな〜！