飢餓の人数がここ数年増え続けているなんて信じられるだろうか?
食べ過ぎにしか注意したことがない自分には、世界中の人間の9%近くが飢餓状態だというのだ。
そもそも、飢餓とはなんなのか?
飢餓とは、長期間にわたり十分に食べられず、栄養不足となり、生存と社会的な生活が困難になっている状態をさします。国連食糧農業機関(FAO)では栄養不足を、「十分な食料、すなわち、健康的で活動的な生活を送るために十分な食物エネルギー量を継続的に入手することができないこと」としています。最低エネルギー必要量は、年齢や体格だけでなく、活動水準、病気をしているかどうか、妊娠や授乳中かどうかなどによって決まります。
生存と社会的な生活が困難な状態って?
まず食料がなくて死んでしまう人、食料がなくて学校へも仕事へもいけない人ということか。
なんとなくイメージが湧いてきた。
慢性的な飢餓は、数十年間着実に減少した後、2014年以降徐々に増え始め、今も増加し続けています。
参照元:ユニセフ
この記事を読んで、とっても疑問が広がったので、このブログにまとめておこうと思った。
2014年移行に飢餓人口が増え続けているというのはどういうことだろうか?
もう7年くらい食料が行き渡らない人が増えている。
日本では、安い食料よりも、有機野菜とか化学調味料を使っていない食品がクローズアップされてきていて、今までよりも一段上の食材を求めるようになってきている。
その反面で、アフリカでは食事を満足に取れない人が増えているということ。
サピエンス全史風に状況を俯瞰してみる
サピエンス全史がすごいところは、人間世界全体を高い抽象度から眺めることができるところ。
なので、この状況をサピエンス風に考えてみる。
ホモ・サピエンスは地球を制覇した猿の進化型という設定で人間社会を俯瞰してみよう。
サピエンスは地球を征服した後、食料の奪い合いを始める。
一部のサピエンスはお金という食料との交換券やルールを作って、食料を効率よく作れるようになっていく。
食料の奪い合いを制した地域のサピエンスは、自分たちの都合の良いルールを作って、そのほかのサピエンスにルールを守るよう強制した。
一部のサピエンスは効率よく食料を手に入れる仕組みを作った。
その他のサピエンスはルールに則って、食料を搾取されるようになった。
一部のサピエンスは有り余る食料が目の前にあることで、食べ過ぎによって病気になり、命を縮めている。
約9%のサピエンスは、生きるための食料を得ることができず、毎日飢餓で苦しんでいる。
何が悪いんだろう?
現状では大した情報収集をしていない。
だからこそ、素直に自分の感覚だけで、勝手なことを書いてみる。
世界の人口は増え続けているというのは、聞いたことがある。
それを抑制するためにビルゲイツが、ワクチンを使ってコントロールできると言っただの、言わなかっただのが話題になっていたことがあったから。
でも、本当にそうなんだろうか?
僕が近年行った、ヨーロッパ・アメリカ・メキシコ・インドネシア・タイ・スリランカ・ジャマイカ・キューバでは、食べ物に困っているところはなかった。
日本では、有り余るほどある。
本当に食料が足りなくて、餓死者が出ているのか?
食料が足りないのではなくて、配分するシステムがダメなんじゃないか?
ちょっとこの問題には、簡単に答えが出そうにないので、今後情報収集していこうと思う。