時間は未来から過去へ流れていることを理解するための読書

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時間は未来から過去へ流れている

これは最先端の科学者の間では常識となっているらしい。

そうは言っても「はいそうですか」と思い込むこともできない。

自分なりに納得しようと思って、図書館で「時間」の概念についての本を探してみた。
出てきたのがこれ。

脳と時間(Your Brain Is a Time Machine)
ディーン・オブマーノ著

脳と時間

僕にとっては、とても難しい本だったので、読み終えるまでに3週間くらいかかってしまった。

途中、つまらなくなって停止してしまっていた期間もあるが、読み応えのありすぎる本だった。

時間は過去から未来へ流れているのではない?

まず、この本を読んでいて、とてもわかりやすくて腑に落ちた部分は、

「時間は過去から未来へ流れているのではない」

ことについての解説だった。

アインシュタインの相対性理論から、どうして時間が過去から未来へ流れていないという結論に至ったかが、簡単?難しく?解説してある。

僕にとっては、そんなに簡単に理解できず、何度か読み返して腑に落ちた。

じゃあ、なんで人間は時間が過去から未来へ流れていないのに、流れているように感じるんだ?ということも簡単?難しく?書いてある。

人間の脳の仕組み事態が、作り出している幻想なんだということが、なんとなく理解できた。

そういう学問の経緯があって、時間というのは「ブロック宇宙論」でいうところの同時に存在しているらしい。

まぁそんな、一般の人には理解し難い事実が、ぼんやり見えるようになる本だった。

少し時間をあけてから、もう一度読み返したい本。

この本を読んでみての意見

これって人間として、全ての人が知っておいた方が良い事実なんじゃないのかな?

科学者だけが知っていれば良い話じゃない。

アインシュタインが一般相対性理論を発表してから100年ちょっとが経過した。

それをきっかけとして、時間が過去から流れていないなんて事実がわかってしまった。

うちには高校生の息子がいるけど、高校の授業で教えるべき内容だと思った。

大学の専門分野に進まないと、この事実を知らないというのはどうなんだろう。

まだ、答えの出ていない分野だから、学校の先生が説明しづらいのはわかるけど、答えのないことを人類が探求していることを教えて欲しい。

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