著者である苫米地さんが言いたいこと
- ディベートを学ぶことで合理的な意思決定をする能力が手に入る。
- ディベートを学ぶことで知的生産性の向上を体感できる。
- ディベートによって、人は合理的な判断をすることができるようになって、日本に本物の民主主義を根づかせることができるようになる。
- ディベートは三段論法ではない。データ、ワラント、クレームで考える。
- ディベートで論理的な思考をやりこむことで、メガネを厚くする。そこから止観することで超人的な脳を手に入れられる。
- 日本では議論への攻撃が人格攻撃と間違えられることが多い。
- ディベートはことの良し悪し、メリット・デメリット、正しい・間違いを客観的に判断する合理的意思決定の作法を、ゲームを通じてトレーニングできる。
- ディベートを学ぶと謙虚になれる。物事の両面性を理解できる。
- 肯定側がすべき立証責任
①重要性
②内因性
③解決性
④総合的な望ましさ
感想
確かに今まで自分もディベートのことを間違って解釈していた。
相手を言い負かすための技術みたいな、ネガティブなイメージを持っていた。
本書を読んで、そうではなくて、本当に合理的な意思決定をするために必要な「考える技術」だということが理解できた。
そして、苫米地さんの本はどれも同じことが言えるけど、一度や二度読んでもすべてを理解できない。
1回目は全体を把握するためにサラッと読んで、2回目から細かく読み込んでいって、3~4回目でやっと理解できてくる。
今回も知らない単語がたくさん出てきたから、2回目は調べながら読み込んでいくとしよう。
自分にとってディベートは優先度が高いことがよくわかった。
好きなウェイクボード、山登り、サーフィン、スノボを続けながら、アフィリエイト事業と不動産賃貸業で成果を出し、量子力学や相対論、気功の勉強をしていきたい。
これだけのことを同時並行で進めるには、並列思考の訓練が必要だ。
ディベートはその訓練にも最適だし、脳をフル回転させる訓練にもなる。
実践あるのみ!!